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【韓国永住権】社会統合プログラムの総合評価について(永住権用)

韓国で永住権を取得するためには、社会統合プログラムの5段階を修了し、永住権用の「総合評価」という試験に合格しなければなりません。が、この総合評価についての情報は少ない上、サイトを見てもわかりにくい!

ということで、この記事では私が調べたことと5段階の先生から聞いた話を基に、永住権用の総合評価についてまとめてみようと思います。

総合評価は受験必須!

사회통합정보망】の永住権申請案内を見ると「社会統合プログラムを修了するか総合評価に合格しなければならない」と書いてあります。

この説明だと、どちらか一つ条件を満たせばいいように思えますよね。でも、実はこれ違うんです。通常は必ず社会統合プログラム5段階を履修してから総合評価を受験して合格しなければなりません。

ややこしい上に謎すぎるシステムなのですが、5段階を履修しただけでは社会統合プログラムを修了したことにはならないのだそうです。

5段階の履修は総合評価の受験資格を得るためのもので、総合評価に合格して初めて社会統合プログラムを修了したことになるということでした。

ただ、一つ例外があって、社会統合プログラムに参加する前に受験する「事前評価(レベルテスト)」に85点以上で合格した人は、5段階の講義をスキップしてすぐに総合評価を受験することができるんですね。

もちろん、受講したければ受講してもOK。スキップするのであれば、社会統合プログラムを履修したことにはならず、修了証ももらえません。

疑問なのが、永住権申請に「社会統合プログラム修了証」の提出は不要なのか?ということ。総合評価合格証だけでいいなら問題ありませんが、社会統合プログラム修了証も必要ならスキップする意味がありませんよね。また詳しく調べてみるつもりですが、謎は深まるばかりです。

この表もわかりにくいのですが、左側のルールに新しく右側のルールが加わったと考えればいいと思います(変更ではなく追加です)。

左側が私のように社会統合プログラムを受けてから総合評価を受けるパターン、右側が事前テストを85点以上で合格し社会統合プログラムをスキップしてすぐに総合評価を受けるパターンとなっています。

ちなみに、私のようにTOPIK連携申請をする場合は事前評価を受けないので、必然的に講義を受けてから総合評価を受ける流れになります。

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総合評価は年に10回

これは2021年度の評価スケジュールです(最新情報は【사회통합정보망】のお知らせから確認してください)。ちなみに「中間評価」というのは、4段階を修了した人が5段階に上がる前に受ける試験です。

今年(2020年)はコロナのせいでいろいろと変更があったみたいですが、総合評価は基本的に年10回(2月〜12月)行われているようです。

社会プログラムの講義スケジュールは公開されておらず、事前評価に合格(または連携申請)してからじゃないと確認できません。これがこのプログラムの悪いところ。とにかく予定が立てにくい!!

総合評価の申請は約3週間前から始まりますが、5段階を履修中の場合、これを修了しないと申請ができません。つまり、申請期間以前に修了できるコースを探さないといけないというわけです。

TOPIK連携申請がおすすめ

私はTOPIK連携申請をしたのですが、正解だったなと思います。

りこりあ
りこりあ
理由をまとめてみます

すぐに5段階に申請できた

平日は仕事をしているので、講義と仕事を両立できるか心配でした。それで、TOPIKは有効期限内でしたが、事前評価と総合評価だけで一気に終わらせてしまうのがいいんじゃないか…と思ったりもしたんですね。

でも、別の記事に書いたように、いろいろな理由からTOPIK連携申請をし、5段階を受講した上で総合評価を受けることに決めました。

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出入国・外国人庁で連携申請を終えると、すぐに5段階の申請ができるようになります。事前評価を受けてからだと2週間後の結果発表を待たないといけないので、その分早く申請できるのは連携申請の特権ですね。

確実に5段階に入れる

TOPIK4〜6級を保持していれば、確実に5段階に振り分けられます。事前評価を通して5段階に入ろうと思えば、85点以上(筆記+口述)を取らないといけないので、確実に5段階に入れるとは限らないんですよね。

TOPIK4〜6級保持者で、事前評価で確実に85点以上を取る自信がない人は、連携申請をすることをおすすめします。

85点未満だと結局は5段階の講義(50時間)を受けないといけないし、80点以下の場合は4段階に振り分けられ、4段階 → 中間評価 → 5段階 → 総合評価 というふうに、かなり遠回りになる可能性もあるからです。

試験が1回だけで済む

事前評価を受けるなら総合評価と合わせて2回、もし事前評価で4段階に振り分けられれば中間評価と総合評価を合わせて3回も試験を受けないといけません。それがTOPIK連携申請だと、総合評価の1回だけで済みます。

オッパ
オッパ
評価は1回30,000ウォンなので、連携申請をすれば節約にもなります!!

各評価は全国で行われていますが、試験場は多くはありません。

これは今年(2020年)行われた事前評価ですが、各地方に1箇所ずつという感じで(今はコロナの影響もあると思いますが)倍率も高いです。

これは私が受験した総合評価ですが、首都圏エリアは「ソウル」と「水原」に試験場があることがわかります。が!このソウルの試験場、ソウルと書いてありながらもソウルではなく、京畿道でした。

先生曰く、ソウルで総合評価が行われるのは稀で、水原で大規模に行われることが多いんだそうです(今回はコロナの影響で縮小開催)。

それから、事前評価も総合評価も筆記試験のあとに口述試験(10分程度)があるのですが、最悪の場合2時間ほど待たされることになります。

私は仁川市民なのですが、ソウル会場という名の京畿道会場まで片道2時間半、往復5時間かけて試験を受けに行ってきました。距離はあるしコロナは怖いし口述試験は緊張するしで疲労困憊。ボロボロ状態で帰宅しました。笑

5段階は受講したほうがいい

TOPIK連携申請ができる状況なのに事前評価の受験を考えているのは、私のように講義を受けずにさっさと終わらせてしまいたい!という人ですよね。

でも!

りこりあ
りこりあ
5段階の講義は受けたほうがいいです!!

講義の詳しい様子や感想は別の記事にも書きましたが、内容も面白いし、韓国で生きていく上で役に立つことをたくさん学ぶことができます。

それに、総合評価は勉強なしでは合格できないと思うからです。どうせ勉強するならプロから教わったほうが理解も深まりますし、先生は総合評価の出題傾向にも詳しいので、頻出ポイントなども教えてもらえます。

急ぎだったら仕方ないかもしれませんが、もし時間が取れそうなのであれば、ぜひ5段階を受講してみてください!

オッパ
オッパ
事前評価で85点以上を取った人も、同じ理由で5段階の受講をおすすめします!

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総合評価の内容

総合評価は筆記試験(作文含む)と口述試験で構成されています。

筆記試験は選択問題で、全36問。1〜16番までが韓国語(1〜4段階)の問題、17〜36番までが韓国社会理解(5段階)の問題になっています。試験時間は50分で、配点は65点です。

作文は200字で試験時間は10分、配点は10点となっています。高得点を狙いたければ、180字以上埋める必要があります。

口述試験は2人1組で約10分、配点は25点です。試験官が2人で、2対2で行われます。1人あたりの試験時間は約5分程度ですね。

総合評価の合格ラインは60点です。口述試験が0点でも、筆記試験で60点を超えれば合格できます。筆記試験の半分は韓国語(初中級)問題なので、5段階を一通り勉強しておけば、十分合格できると思います。

りこりあ
りこりあ
先生曰く、口述試験は15点以上取れれば優秀、20点以上取れれば超優秀とのことでした!

オッパ
オッパ
不合格だった場合、40点〜59点の人はそのまま再受験可能、39点以下の人はもう一度5段階の講義からやり直しになるそうです!

総合評価の準備

  • 外国人登録証
  • 修正テープ
  • 勉強できるもの

総合評価に必要なものはこれだけです。評価の申請が終わると受験票をプリントできるようになりますが、受験票はなくてもいいそうです(私は念のために持っていきましたが、必要ありませんでした)。

試験中はサインペン(配布されます)を使用するので、筆記用具も必要ありません。修正テープも試験官に言えば貸してもらえると思いますが、持ち込みOKなので、自分で準備して行きました。

あとは、勉強できるもの!教科書でも問題集でも、なにか勉強できるものを持っていくことをおすすめします。試験日の様子はまた別の記事で詳しく書こうと思いますが、勉強できるものを持ってきてよかったと思いました。

総合評価の結果発表

総合評価の結果発表は、基本的には試験日の翌週の金曜日です。【한국이민재단】の「成績照会」から確認することができます。

結果は【사회통합정보망】にも反映され、ここから「社会統合プログラム履修証」と「総合評価合格証」をプリントできるようになります。

りこりあ
りこりあ
これも別記事にまとめます!

まとめ

以上、永住権用総合評価まとめでした!

社会統合プログラムも総合評価も日本人にあまり知られておらず、情報も少ないので本当に未知の世界でした。笑 

永住権取得に必須となったことで、これから受ける人が増えてくるんじゃないかなと思うので、このブログの記事が役に立てたら嬉しいです。

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